ドローンの機体登録の抹消申請

機体登録をしているドローンを飛行中に見失ってしまって見つからなくなってしまった場合や故障等により処分した場合などには、ドローンの登録抹消申請をしなければなりません。

なお、ドローンを譲渡する場合には、①登録を抹消した上で譲渡するか、②譲渡後新たな所有者とともに所有権移転手続きを行うかの二つの方法があります。ですが、②の新たな所有者とともに所有権移転手続きを行うのは、譲渡人が機体を手放す手続きをしパスワードを発行後、譲受人が譲渡人が発行したパスワードを使って所有権の移転を完了させる手続きを行わなければなりません。譲渡人と譲受人とで情報共有が必要となり手間がかかり面倒ですし、特にメリットがあるわけでもないので①の方法をおすすめします。

①の方法なら譲渡人が登録を抹消をして未登録の状態の機体を譲渡し、譲受人は通常通り機体登録申請をすればいいだけです。

ここでは、①の機体登録の抹消申請の方法を解説いたします。

登録機体の抹消申請は、ドローン情報基盤システム（DIPS2.0）で行います。

①ドローン情報基盤システム（DIPS2.0）のアカウント

②機体登録を抹消する理由

DIPS2.0を開きましたら、トップ画面に「ログイン・アカウント作成」から自己アカウントにログインしてください。

ログインしましたら、「航空法に基づく無人航空機関係手続きの一覧」にある「無人航空機の登録申請へ」をクリックします。

次に、「無人航空機登録申請メインメニュー」の中の下の方にある「登録機体の抹消」をクリックします。

登録機体の一覧が出てきますので、抹消したい機体にチェックを入れ「登録の削除」をクリックします。

そうすると、「削除（抹消）する機体の確認・削除（抹消）申請」のページへ移動しますので、抹消したい機体の確認後、「削除（抹消）理由の入力」をクリックします。

削除（抹消）理由の入力画面となりますので、抹消する理由を選択します。選択肢に当てはまるものがない場合は、「その他理由」に理由を入力します。

「削除（抹消）する機体情報の確認」画面となりますので、間違いがないか確認後、「削除（抹消）の申請」をクリックします。

これで登録抹消申請の手続きは終了です。直ぐに申請者の登録しているメールアドレスに「登録機体削除の完了」メールが通知されますので確認してください。